封神演義
〜魔家四将G 天化再戦!!!〜
原作 藤崎 竜
5:0:0台本
太公望 (たいこうぼう) CV:結城比呂 |
幼い頃に家族を失い、元始天尊のもとで修業を積む。外見ではうつけ者を装っているが、崑崙でもまれにみる頭脳の持ち主。宝貝・打神鞭で風を操る。 |
黄天化 (こうてんか) CV:山岸功 |
黄飛虎の次男。崑崙山の清虚道徳真君の弟子。非情にさっぱりした性格だが、戦いに関する執着心は人一倍。父・黄飛虎譲りの武芸の才能も持ち合わせている。 |
魔礼青 (まれいせい) |
金鰲島が差し向けた魔家四将の長男格。口を隠していて眼光が鋭い。冷酷な性格。宝貝・青雲剣で1振りでいくつも切れる。 |
清虚道徳真君 (せいきょどうとくしんくん) CV:菊地仁 |
崑崙十二仙の一人。スポーツマンシップを持つ仙人。特に戦士タイプの道士育成に優れている。2本の剣をつないだ様な特殊な剣を使う。 |
武吉 (ぶきち) CV:永澤春菜 |
西岐で木こりをしていた少年。太公望に憧れ、弟子入りを願い出た。実は仙人骨を持つ天然道士で、身体能力が異常に高い。性格は純粋で、心の底から太公望を尊敬している。 |
詳しいことはこちら→http://www.houshin-engi.com/
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礼青:
懲りもせず また斬られに来たか
今度は命はないぞ
―青雲剣で斬りつけるが、天化に払われる―
礼青:!!
武吉:お師匠さま
太公望:うーむ・・・
武吉:どうしたんですか もっと喜びを体全体で表現して下さいよっ!!!
太公望:たしかにナタクと
戦力が増えるのは喜ばしい事だが・・・
あやつは気力だけで立っておるのだ・・・
道徳:その通りだっ!!!
太公望:Σ(びくぅ)
道徳:
戦士に必要なものっ それはガッツだっ!!ファイトだっ!!!
太公望:
道徳:やあっ
太公望:やはり
道徳:痛み止めの薬を与えて傷の
太公望:ならば おぬしが戦わぬか!!!
本当に十二仙は頭でっかちの集まりかい!!!
道徳:それは無理だよ・・・
我々十二仙がでしゃばれば
そうなったら人間界はメチャクチャだ!それはいけない!!
太公望:――とか何とか言って 本当は怖いだけなのでは・・・・・・
道徳:さぁ 武吉くん
ドンマイ
武吉:ガンバでーす
ファイトでーす
天化:
礼青:・・・なるほど
だが・・・
それでも俺の剣を防ぐだけで精一杯ではないのか?
天化:ぐっ・・・!!!
―天化の肘の傷から血が滲む―
礼青:フッ!!
太公望:しかし・・・
道徳:・・・・・・おや?
オレの知る
さっきもそうだった
オレはその時筋トレをしていた
スポーツはやっぱり最高にいい!!
―哮天犬が吠えている―
道徳:!
―そこには傷だらけの天化が倒れていた―
天化:
道徳:何だって!!?
―起き上がろうとする天化―
天化:俺っちは負けられねぇさ
負けねぇ・・・
負け・・・
・・・ねぇっ!!!
道徳:あの子は生まれついての戦士なのかもしれない
たとえ勝ち目がなくても戦おうとする
一応スペアの『
あの子のあの性格が いつか命とりにならないかと心配している・・・
天化M:しまった!!!
天化:――まだ
さすがに剣の腕では あんたの方が上のようだったさ・・・
礼青:あきらめろ
一本で俺の攻撃をかわせないのはわかっているだろう
天化:かわせない?
礼青:!!?
これは・・・・・・?
天化:かわす必要はねぇ・・・・・・
今度は この
―鑚心釘を避ける礼青―
礼青:フン・・・
慣れぬ
終わりだ!!!
―礼青の背中に避けたはずの鑚心釘が刺さっていた―
礼青:な・・・
・・・に?
―礼青の背後にはヨウゼンと戦っている礼紅がいた―
礼青:ぐっ・・・
はね返したとは・・・・・・!!!(倒)
天化:フー
あんた なかなか
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