封神演義
〜死闘六 星降る時〜
原作 藤崎 竜
4:0:1台本
太公望 (たいこうぼう) CV:結城比呂 |
幼い頃に家族を失い、元始天尊のもとで修業を積む。外見ではうつけ者を装っているが、崑崙でもまれにみる頭脳の持ち主。宝貝・打神鞭で風を操る。 |
ヨウゼン CV:千葉進歩 |
変化の術を使う美形道士。崑崙でも有数の戦闘能力を持つ。金鰲島の通天教主の息子で、妖怪仙人。故あって子供の頃崑崙山へ預けられ、その正体を隠して成長した。 |
聞仲 (ぶんちゅう) CV:松山鷹志 |
300年ほど前から大師として殷に仕え、政治・軍事と多方面に渡り国を支えてきた道士。人間の世界では仙道の力を使う事を自ら禁じている節度のある人物。 |
普賢真人 (ふげんしんじん) CV:緒方恵美 |
崑崙十二仙の一人。物理学を得意とし、使用宝貝は強力な太極符印。太公望と同期のため、仲がいい。性格は争いを好まない平和主義者で、話し合いを真っ先に考える。 |
清虚道徳真君 (せいきょどうとくしんくん) CV:菊地仁 |
崑崙十二仙の一人。スポーツマンシップを持つ仙人。特に戦士タイプの道士育成に優れている。2本の剣をつないだ様な特殊な剣を使う。 |
詳しいことはこちら→http://www.houshin-engi.com/
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太公望:これが
想像を越えておる・・・
これほどまで力の差が・・・・・・
普賢:
死者が出たからって
太公望:わかっておる!!
星降る時がわしらの最後の好機だ!!
それを逃せば仙人界は
普賢:星降る時・・・?
なるほどね
ヨウゼン:
こうなったら全員で総攻撃です
それでも歯が立たぬとあらばもう仙人界の力では
命を
道徳:ヨウゼン!
キミは下がってるんだ
キミは
ここは
ヨウゼン:・・・
普賢:『みんな聞いて・・・
みんなの鼓膜に直接振動を与えて話してるんだ
あと少しで
さっき動力炉が壊れたからね
その混乱に乗じて全員で
タイミングを合わせて同時に一点集中で総攻撃する
―――と ここまでが
でも・・・もしそれでも
だから ここからは僕の提案をみんなに伝えようと思うんだけど・・・』
太公望:・・・・・・・・・
伝えたか?
普賢:・・・・・・・・・うん
太公望:おぬしは もう力が残っておるまい!休んでおれ!
普賢:それは
それに・・・・・・
こう見えても僕だって
聞仲:・・・・・・・・・・・・
どうした
私を倒すのではなかったのか?
来ないのなら私から行くぞ!!
道徳:おっと待ちな!
ちょっくら上を見てみ――!
聞仲:何っ?
―金鰲島内部の部屋であるいくつもの「星」が降ってくる―
聞仲:――なるほどな
これを待っていたのか
―霊獣・黒麒麟が聞仲を乗せようとするが聞仲は断る―
―次々に聞仲に挑む十二仙―
ヨウゼン:
やはり僕も行きます
道徳:ほれ!
ヨウゼン:!?
道徳:キミは生き残ってオレの弟子の
たのんだぞ!!
―普賢の弟子のモクタクも参戦しようとする―
普賢:いや・・・モクタク
キミは
太公望:
余計な事を言うでない!!
護衛など不用だ!!!
ヨウゼン:
ここは
太公望:ヨウゼン!!?
放せヨウゼン!!!
放せっ!!!
普賢:たのんだよ ヨウゼン
十二仙(道徳):
道徳:―――フッ ここは
各個攻撃が望ましいか
―聞仲に立ち向かう道徳真君―
道徳:ちっ・・・・・・
道徳M:速い!!!
道徳:ぐしょおおおおおぁっ!!!!
―道徳真君が聞仲にやられる―
太公望:各個で戦っては・・・
―――みんな 一点集中だ!!!
―各個攻撃でやられていく十二仙―
普賢:『僕の提案はキミ達に対して残酷なものかもしれない・・・・・・
つまり ここは あえて一点集中をせずバラバラに戦うんだ
そうすれば固まって戦うより彼の集中力を分散させられる
そう・・・・・・キミ達には命と引き換えに
そして・・・・・・』
聞仲:残りは・・・・・・・・・
普賢:『最後に僕が・・・・・・!!!』
うまくいったね
僕は気付かれないようキミが攻撃をかわせない位置にまで接近する事に専念したんだ
これでキミに
―聞仲の背後には自爆と書かれた太極符印を持った普賢真人がいた―
聞仲:
普賢:さよなら
太公望:
普賢:
何かを成すには誰かの犠牲がつきものなんだよ
それが大きな事であればあるほど犠牲の数も比例する
でも僕らは決して自分を
自分で決めた事だから 同情も
ただ悲しんでくれれば いい・・・
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